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DTM初心者必見!おすすめのオーディオインターフェース

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オーディオインターフェースは、DTM(デスクトップミュージック)に必須の機材です。マイク、ギター、シンセサイザーなどの音声や楽器の音をパソコンに取り込み、パソコンで作成した音をヘッドホンやスピーカーへ出力する重要な役割を果たします。この記事では、DTM初心者向けにおすすめのエントリークラスのオーディオインターフェースを厳選してご紹介します。

初心者におすすめのオーディオインターフェース

初心者におすすめのオーディオインターフェースを紹介します。各メーカーからデスクトップタイプのコンパクトなオーディオインターフェースが販売されています。入出力数は限られていますが、コストパフォーマンスに優れたモデルです。使ってみて気に入るものが見つかれば、上位モデルにアップグレードするのも良いでしょう。

Arturia - MiniFuse 2


Arturia MiniFuse 2は、24bit/192kHz対応の高品質なUSBオーディオインターフェースです。2つのコンボジャック入力、MIDI入出力、ループバック機能を備え、宅録や配信に最適です。さらに、Ableton Live Liteなどの豊富なソフトウェアが付属し、音楽制作をすぐに始められます。

  • オーディオ解像度: 24bit/192kHz
  • 接続方式: USB-C(バスパワー駆動)
  • 入力端子: 2×アナログ入力(XLR/TS/TRSコンボジャック)
  • 出力端子: 2×アナログ出力(1/4インチTRSフォーン)、1×ヘッドホン出力(1/4インチステレオ)
  • MIDI: MIDI IN/OUT
  • 特徴機能: ダイレクトモニタリング、ループバック機能、1xUSBハブ
  • 付属ソフトウア: Ableton Live Lite、Arturia FX、GUITAR RIG 6 LE、Auto-Tune Unlimited(3か月無料)、Splice Creator Plan(3か月無料)

Arturia MiniFuse 2の公式スペック詳細は、こちらをご覧ください


Presonus - Studio 24c

PreSonus Studio 24cは、24bit/192kHz対応の高品質USBオーディオインターフェースです。2つのXMAX-Lプリアンプ搭載のコンボ入力、2アウト仕様で、コンデンサーマイクや楽器録音に最適。USB-C接続で安定したパフォーマンスを実現し、Studio One Artist DAWが付属するため、音楽制作をすぐに開始できます。宅録やポッドキャスト、ライブ配信におすすめの1台です。

  • オーディオ解像度: 24bit/192kHz
  • 接続方式: USB-C(バスパワー駆動)
  • 入力端子: 2×アナログ入力(XLR/TS/TRSコンボジャック)
  • 出力端子: 2×アナログ出力(1/4インチTRSフォーン)、1×ヘッドホン出力(1/4インチステレオ)
  • MIDI: MIDI IN/OUT
  • 特徴機能: ダイレクトモニタリング、低レイテンシー、プロフェッショナルなXMAX-Lマイクプリアンプ
  • 付属ソフトウェア: Studio One Pro+(6か月間のサブスクリプション)およびStudio Magicソフトウェアスイート

PreSonus Studio 24cの公式スペック詳細は、こちらをご覧ください

Audient - EVO4

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Audient EVO 4は、コンパクトで高性能な2イン/2アウトのUSBオーディオインターフェースです。高品質なマイクプリアンプと24bit/96kHzのオーディオ解像度を備え、クリアな録音を実現します。スマートゲイン機能により、最適な入力レベルを自動設定し、初心者でも簡単に高品質な録音が可能です。さらに、ループバック機能を搭載しており、ポッドキャストやライブ配信にも最適です。USBバスパワー駆動に対応し、持ち運びやすく、どこでもレコーディングを楽しめます。

  • オーディオ解像度: 24bit/192kHz
  • 接続方式: USB-C(バスパワー駆動)
  • 入力端子: 2×アナログ入力(XLR/TS/TRSコンボジャック、 前面はチャンネル1用のハイインピーダンス入力)
  • 出力端子: 2×アナログ出力(1/4インチTRSフォーン)、1×ヘッドホン出力(1/4インチステレオ)
  • MIDI: 非搭載
  • 特徴機能: ダイレクトモニタリング、ループバック機能、オートゲイン機能
  • 付属ソフトウェア: Cubase LE、Cubasis LE、ARC free software and plugins

Audient EVO 4の公式スペック詳細は、こちらをご覧ください

Focusrite - Scarlett 2i2

Focusrite Scarlett 2i2は、世界中で人気のあるUSBオーディオインターフェースです。24bit/192kHz対応の高品質サウンドと、Focusrite独自の高性能マイクプリアンプを搭載。ギターやボーカル録音に最適で、初心者からプロまで幅広いユーザーに支持されています。コンパクトなデザインで持ち運びも簡単。Ableton Live LiteやFocusriteのプラグインが付属しており、購入後すぐに音楽制作を始められます。

  • オーディオ解像度: 24bit/192kHz
  • 接続方式:USB-C(バスパワー駆動)
  • 入力端子: 4×アナログ入力(2xXLR端子、2xTS/TRS端子)
  • 出力端子: 2×アナログ出力(1/4インチTRSフォーン)、1×ヘッドホン出力(1/4インチステレオ)
  • MIDI: 非搭載
  • 特徴機能: ダイレクトモニタリング、ループバック、オートゲイン機能、クリップセーフ機能、Airモード
  • 付属ソフトウェア: Ableton Live Lite、Avid Pro Tools Artist(3ヶ月間の無料ライセンス)、Hitmaker Expansion(Antares Auto-Tune Access、Softube Marshall Silver Jubilee 2555など)

Focusrite Scarlett 2i2の公式スペック詳細は、こちらをご覧ください

Universal Audio - VOLT2

Universal Audio Volt 2は、24bit/192kHz対応の2イン/2アウトUSBオーディオインターフェイスです。独自のビンテージマイクプリアンプモードを搭載し、クラシックなUAサウンドを再現します。Mac、PC、iPad、iPhoneに対応し、幅広い音楽制作環境で活躍します。さらに、Ableton Live LiteやMelodyne Essentialなどのソフトウェアが付属し、購入後すぐに高品質なレコーディングを始められます。

  • オーディオ解像度: 24bit/192kHz
  • 接続方式:USB-C(バスパワー駆動)、5VDC電源
  • 入力端子: 2×アナログ入力(XLR/TS/TRSコンボジャック)
  • 出力端子: 2×アナログ出力(1/4インチTRSフォーン)、1×ヘッドホン出力(1/4インチステレオ)
  • MIDI: MIDI IN/OUT
  • 特徴機能: ダイレクトモニタリング、ビンテージマイクプリアンプモード
  • 付属ソフトウェア: Ableton Live Lite、Melodyne Essential、UJAMのVirtual Drummer、Marshall、Ampegなどのオーディオ、音楽制作ソフトウェアの必須スイート

Universal Audio Volt 2の公式スペック詳細は、こちらをご覧ください

MOTU - M2

MOTU M2は、ESS Technology社のSabre32 Ultra™ DACを搭載し、120dBのダイナミックレンジを実現した2イン/2アウトのUSB-Cオーディオインターフェースです。超低レイテンシーとフルカラーLCDメーターにより、プロフェッショナルな録音環境を提供します。Mac、Windows、iOSに対応し、Performer LiteやAbleton Live Liteなどのソフトウェアも付属しています。

  • オーディオ解像度: 24bit/192kHz
  • 接続方式:USB-C(バスパワー駆動)
  • 入力端子: 2×アナログ入力(XLR/TS/TRSコンボジャック)
  • 出力端子: 4×アナログ出力(1/4インチTRSフォーン、RCA)、1×ヘッドホン出力(1/4インチステレオ)
  • MIDI: MIDI IN/OUT
  • 特徴機能: ダイレクトモニタリング、ループバック、レベルメーター表示
  • 付属ソフトウェア: MOTU Performer Lite、Ableton Live Lite、100種以上の楽器音色を含むバーチャルインストゥルメント、ループとサウンド(6GBのループとサンプルパック)

MOTU M2の公式スペック詳細は、こちらをご覧ください

オーディオインターフェースとは

オーディオインターフェースは、パソコンに音を取り込む際に必要不可欠な機器です。入力には、シンセサイザーやエレキギターなどの楽器を直接接続するライン入力と、マイクの音を増幅させるためのマイクプリアンプ入力があります。このマイクプリアンプの品質や入力数によって、製品の価格帯が大きく異なります。

パソコンに音を取り込むには、アナログ信号をデジタル信号に変換するADコンバータが重要です。一度デジタル化された音声は、スピーカーやヘッドホンで出力するために、再びアナログ信号に変換するDAコンバータが必要になります。商業スタジオやプロのエンジニアは、ハイエンドのマイクプリアンプとAD/DAコンバータを個別に組み合わせて使用することが一般的です。しかし、これらの機能が一体化した機器がオーディオインターフェースとして広く利用されています。

Audio Interface

オーディオインターフェースの概要

オーディオインターフェースの選び方

1. 接続端子

現在、PCとの接続端子としてUSB Type-Cが主流となっていますが、一部では従来のUSB Type-Aポートも利用されています。USB規格にはUSB 2.0やUSB 3.0(およびそれ以降の規格)が混在しており、これらはデータ転送速度に違いがあります。オーディオインターフェースの場合、どちらの規格も基本的に互換性があるため問題なく使用できます。ただし、最適なパフォーマンスを得るためには、使用するPCの接続端子の種類と規格を事前に確認することをおすすめします。

2. 入出力数

オーディオインターフェースを選ぶ際、インプット(入力)やアウトプット(出力)の数は非常に重要なポイントです。以下の基準を参考にして、自分に最適なモデルを選びましょう。

  • 録音する楽器の数
    録音する楽器の数が多い場合、入力端子が多いオーディオインターフェースを選ぶことで、セッティングの手間を軽減し、スムーズな録音作業が可能になります。
  • 外部ハードウェアの利用
    ミキシングやマスタリングで外部のEQやコンプレッサーなどを使用する場合は、十分な出力端子があるモデルを選ぶことが重要です。外部ハードウェアを活用することで、プロ仕様の音質を実現しやすくなります。
  • アウトプット(出力)数の重要性
    スピーカーやヘッドホン、モニター環境を複数セット使用する場合、アウトプット端子の数が作業効率に直結します。例えば、メインスピーカー用、サブスピーカー用、ヘッドホン用といった複数の音響機器を接続することで、異なるリスニング環境で音のバランスを確認できます。制作やミキシングの質を高めるために、必要な出力端子が十分に揃っているか確認しましょう。

3. 入力端子

入力端子には以下の種類があり、接続したい機器に応じて適切なものを選ぶ必要があります。

  • XLRキャノン端子
    主にマイクケーブルを接続する端子で、プロ仕様の録音に適しています。特にダイナミックマイクやコンデンサーマイクで使用されます。
  • TS/TRSフォーン端子
    ギターやライン入力用の端子です。TSはアンバランス接続、TRSはバランス接続に対応しており、ノイズの影響を受けにくい特徴があります。
  • コンボジャック
    XLRとフォーン端子の両方を接続可能な端子で、多くのオーディオインターフェースに採用されています。一つのジャックで複数の機能を兼ね備えており、柔軟な接続が可能です。

その他のポイント:

  • ワードクロック: クロックジェネレーターを使用する場合に必要な端子です。
  • ファンタム電源(+48V): コンデンサーマイクを接続する際に必要です。
  • Hi-Z入力: ギターやベースを直接接続する場合に必要です。
  • デジタルイン/アウト: アンプシミュレーターや外部デジタル機器と接続する場合に便利です。

4. AD/DAコンバーター性能

オーディオインターフェースの音質を左右する重要な要素として、AD(アナログ→デジタル)コンバーターとDA(デジタル→アナログ)コンバーターの性能が挙げられます。これらは録音や再生時の音質を決定づけるため、慎重に選ぶ必要があります。

  • ビットデプス(Bit Depth)
    • 音のダイナミックレンジ(音の強弱幅)を表す指標です。
      • 16bit: CD音質レベル。主に一般的なリスニング用途に使用。
      • 24bit: 録音やプロフェッショナルな制作で一般的。より広いダイナミックレンジを提供。
      • 32bit: 最近の一部のインターフェースで採用。過大入力のリスクを低減し、高精度の録音が可能。
  • サンプリングレート(Sampling Rate)
    • 1秒間にサンプリングされる音声データの数を示します。
      • 44.1kHz: CD音質レベルで、音楽制作に標準的。
      • 48kHz: 映像音声やポッドキャストなどで広く使用される。
      • 96kHz: より詳細な録音や高解像度音源制作に適している。
      • 192kHz: 一部のハイエンド制作や特殊用途で採用。ほとんどの場合、96kHzで十分。

一般的には、24bit/96kHzがあれば十分です。

5. 電源供給方法

オーディオインターフェースを動作させるための電源供給方法には、USBバスパワー対応モデルとACアダプター接続モデルの2種類があります。

  • USBバスパワー
    • メリット: 別途電源が不要で、PCとUSB接続するだけで動作するため持ち運びに便利。
    • 適用シーン: 外出先やライブ会場など、電源確保が難しい場面でのレコーディング・配信に適している。
  • ACアダプター
    • メリット: 電源が安定するため、同時に複数のマイクや楽器を接続してもノイズが入りにくい場合が多い。
    • 適用シーン: 自宅やスタジオでの本格的な録音・配信に適しており、機材が多い環境で安定した音声を求める場合に最適。

6. 機能

オーディオインターフェースには、作業を効率化し、音楽制作や配信を快適にするためのさまざまな機能が搭載されています。以下の主要な機能について解説します。

  • ダイレクトモニター
    • DAW(デジタルオーディオワークステーション)やPCを介さずに、入力信号をリアルタイムで直接モニターできる機能です。
      • メリット: レイテンシー(遅延)がほぼゼロのため、演奏や歌唱時のストレスを大幅に軽減できます。
      • 適用シーン: 歌録りやギター録音など、演奏中のモニタリングが重要なシーンに最適です。
  • ループバック機能
    • PCの出力音(例: BGMやゲーム音)をオーディオインターフェースに戻し、録音や配信に利用できる機能です。
      • メリット: 配信中に音楽やゲーム音をそのまま取り込んだり、オンライン会議での音声共有が容易になります。
      • 適用シーン: 配信者、ポッドキャスター、ゲーム実況者、オンライン会議の参加者などに人気の機能です。

まとめ

以上、エントリーモデルを中心に、おすすめのオーディオインターフェースをご紹介しました。これらのモデルは、初めてオーディオインターフェースを導入する方にも扱いやすく、基本的なレコーディングや配信に必要な機能をしっかり備えています。用途や予算に応じて、自分に最適なモデルを選んでみてください。