Polyverse からボリュームモジュレーションツールの Gatekeeper がリリースされています。Gatekeeperを使えば、8つの独立したボリュームエンベロープを使ってゲート効果をコントロールできます。
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Gatekeeper
Gatekeeperは、ボリュームモジュレーションの最先端です。サンプルのように高速なトランジションが可能で、独自のスムージングアルゴリズムを搭載したこのプラグインは、出力をスムーズに保ちながら、大胆でパンチの効いたゲートとシーケンスを可能にします。
自由にボリュームエンベロープを描けるタイプのプラグインです。ゲートエフェクトは、シンプルですが、強力で色々な使いみちがあります。
8つの独立したボリュームエンベロープが用意されています。MIDI Learn機能で8つのエンベロープを好きなノートに別々に割り振れるので、曲の展開で違うエンベロープを使ったり、同時に使うこともできます。
Loopをオンにすれば、ワンショットではなくて、押している間だけエンベロープが効くようになります。左下にはワンショット的なボタンがあるので、制作だけではなくパフォーマンスにも使えそうなプラグインになっています。
下の画像はMIDIトラックを用意して、アウトプットにGatekeeperを設定、MIDI LearnでC3〜D3でトリガーするようにしています。これで、曲の最中にオンオフやエンベロープの切り替えができます。
描画ツールは、クリックでポイント追加、ダブルクリックで削除、右クリックでカーブと、単純で使いやすいです。パターンも豊富なので、操作性は良いですね。
赤丸の矢印が、Boost x10で、音量が10倍になります。確実にクリップするので、右下の Clip、Soft Clipが必須です。なんの為にあるのかと思いますが、これが意外と良い感じにフレーズにアクセントを付けたりできるので、使える機能です。
ということで、シンプルながら強力なゲートエフェクトが可能な Gatekeeper でした。大胆に動きを与えるのも面白いですし、隠し味程度に混ぜても良い働きをしてくれます。優れたボリュームオートメーションツールなので、是非試してみて欲しいプラグインです。
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同じ系統に、Cableguys の ShaperBox 3 Bundle があります。こちらは、ボリュームの他にも8つのエフェクトシェイパーが含まれています。