AIR Hype はFM、Wavetable、Virtual Analog、Sampleの4つのエンジンを搭載した、ハイブリッドシンセサイザーインストゥルメントプラグインです。膨大なサウンドライブラリと豊富なプリセット、組み込まれたオーディオエフェクトによって、Hypeはあらゆる面でユーザーの期待に応えてくれます。
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Air Hype
見た目は図形を使った近未来的な感じのクールなデザインです。
グローバルコントロールにはセミトーン、ファインチューニング、モノ/ポリモード、グライドなどの基本的なコントロールができるようになっています。
Hypeの特徴的な機能が、この6つの専用マクロコントロールです。これらのマクロはプリセットによってコントロールできるものが変わります。オシレーターを変更できるものもあれば、固定のものなど、プリセットによって決まっているので、自由にすべてのパラメーターを調整できるものではありません。
上の画像がプリセットのBasic House Bassで下の画像がプリセットのEDM Chordsです。比べてみるとだいぶコントロールできるものが変わっています。
シンセコントロール部分はAFTERTOUCH、MODWHEELにPitch、Cutoff、Reso、Amp、Panを割り当てることができ、CTRL LFOを使って動かすこともできます。
あとは、通常のLFO、フィルターエンベロープ、アンプエンベロープでサウンドを調整することができるようになっています。
Hypeには、Modulation、Distortion、Hype(EQ)、Reverb、Delay、Compressor、Pumper、Limiterの8つのオーディオエフェクトが組み込まれています。直感的に表示されたエフェクトは、それぞれいつでも簡単に有効または、バイパスできるようになっています。
まとめ
Hypeを触ってみて、シンプルでユニークなシンセサイザーだと感じました。プリセットベースでサウンドを調整していく使い方になるので、シンセサイザーに不慣れなユーザーでも使いやすいと思います。
1からサウンドを作り込むシンセサイザーではないのと、アルペジエーターがついていませんが、1500以上の膨大なプリセットが用意されているので、アイデアを得ることができるクリエイティブなシンセサイザーだと思います。
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