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Heavyocity Vocalise 3のレビュー

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Vocalise 3はKontakt用のボーカル音源です。幻想的なボーカルからリズミックなボーカルまでシネマティックに合うボーカルが手に入ります。

Vocalise 3
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Vocalise 3

Vocalise 3は、豊かで雰囲気のあるボーカルサウンドのインストゥルメントです。7GBの幻想的なボーカルコンテンツを備えており、自然なフレーズから、難解な囁き、心に残るサウンドスケープまで、シネマティックボーカルの深い表現力を明らかにします。

まずVocalise 3はKontaktライブラリなので、Native InstrumentsのKontaktというサンプルプレーヤーに読み込んで使います。Kontaktを持っていないユーザーでも、Kontakt Playerという無料版のサンプルプレーヤーが用意されているので、Kontakt Playerで使用できます。

ユーザーインターフェースは宇宙的で幻想的な感じです。ノブの操作は問題ないですがエフェクトのオン/オフや矢印による選択が小さすぎて、使いづらさを感じるかもしれません。

中央下にMAIN、EQ/FILT、TFX、MOTIONと4つのページがあり、このページから様々なコントロールができます。

MAIN画面は左側がマスターエフェクトです。中央には、PunishとTwistエフェクトがあり、サチュレーションや音色のコントロールができます。右側はADSRのボリュームエンベロープとMIDIキーボードを弾くときのベロシティーや、UNISONでサウンドを厚くできます。

EQ/FILTページは、EQとFilterのコントロールができます。ただ、EQのインターフェースが独特で好みが分かれると思います。

TFXページは、トリガーエフェクトのコントロールです。TFXページからオン/オフできますが、キーボード右側の赤色のF6〜A6でリアルタイム演奏でもコントロールできます。

MOTIONページは、モジュレーションを使って時間経過でボリューム、パン、ピッチを動かせます。こちらもキーボード右側の緑色のA#6〜C7でリアルタイム演奏でオン/オフが可能です。

音源は5種類用意されています。メロディックなフレーズからリズミックな効果音として使えそうなボーカル、バックグラウンドボーカルに使えそうな母音などがあります。音源によってはKeyが決まっているのでうまくトランスポーズする必要があります。

ひと通り使ってみましたが、BGMなどにはかなり雰囲気のでるサウンドです。リズミックな音源は、歌ものにも効果音的な音として使えそうな感じはします。キーやルートが決まっている音源を使うときには曲に合わせる技術が多少必要です。ゲームや映像の音楽制作をしたいユーザーは持っておくと役立つと思います。

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