KV331 Audioから SynthMaster 2がリリースされています。SynthMaster 2は、多機能で価格もリーズナブルなオールラウンドタイプのセミモジュラーソフトシンセサイザーです。
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SynthMaster 2
SynthMaster 2 は、2000のファクトリープリセットが付属する、2レイヤーのオールラウンド・セミモジュラー・ソフトウェア・シンセサイザーおよびエフェクトプラグインです。VA、Additive、Wavetale、Wavescanning、Phase Modulation、Frequency Modulation、Pulse Width Modulation、 Ring Modulation、 Amplitude Modulation、 Physical Modeling and SFZ Sample Playbackなど、様々なシンセシスを備えています。
ユーザーインターフェースはブロックが均等に分かれているので多機能ですが見やすいです。スキンも7種程用意されているので、好みに合わないようなことはないと思います。
キーボードにスケールを表示することができ、ビルトイン QWERT キーボード機能もあるのでPCのキーボードで鳴らすこともできます。
基本的にはレイヤー1、レイヤー2、エフェクトで構成されていてレイヤー1、2共にオシレーター2基搭載されています。
プリセットは2000程のファクトリープリセットが用意されているので、初心者でも困ることはないと思います。画面の大きさの割にプリセットネーム部分が小さいのが気になります。
オシレーターは、Basic、Adittive、Wavetable、Vector、AudioInの5タイプが用意されています。Adittiveは8つのBassicオシレーターです。Vectorは、4つの Basicオシレーターのミックスで、X軸、Y軸の位置でミックス割合が変わります。
パワフルなアルペジエーターとシーケンサーも備えています。アルペジエーターとシーケンサーは拡大表示できるので見やすいですが、操作は慣れが必要だと思います。
フィルターはレイヤーごとに2つのフィルターをセットできます。Digital、Vanalog、Ladder、Diode Ladder、SVF、Biteと定番なものや有名なフィルターをモデルにしたものが用意されています。
モジュレーションソースは、4つの ADSR envelope、4つの Multistage envelope、2つの 2D envelope、4つの LFO、4つの Sequencer、4つの Keyscalerと豊富に用意されています。
エフェクトはレイヤーとバスに適用できます。Distortion、LoFi、Ensemble、Phaser、Equalizer、Vocoder、Delay、Chorus、Tremolo、Reverb、Compressor、FilterBankと12種類のエフェクトが用意されています。
ということで、これだけの機能があればほぼ困ることはないですね。少し操作感に不満はありますが、これだけの機能が搭載されたソフトシンセの中ではリーズナブルですし、初心者が最初に使うソフトシンセとしてもオススメできます。他のユーザーでもメインのシンセサイザーとして使えるぐらい優秀なソフトシンセサイザーです。
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