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Mastering The MixからリファレンスツールのREFERENCEがリリースされています。REFERENCEを使えば、ミキシングやマスタリングでリファレンストラックとの比較を簡単に行うことができます。本記事では、REFERENCEのレビューを行います。
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REFERENCE
REFERENCEは、お気に入りの音楽のサウンドにこれまで以上に近づくことができます。リファレンストラックに近づけるための必要なツールやインサイトを提供することで実現します。
![](https://dtmdays.com/images/2022/11/MasteringTheMix-Reference2-01-800x677.jpg)
REFERENCEの使い方
リファレンスの読み込みは中央の + ADD REFERENCE TRACKS から追加するかドラッグ&ドロップでも追加できます。複数読み込むとタブで表示されるので、素早く切り替え可能です。
![](https://dtmdays.com/images/2022/11/MasteringTheMix-Reference2-02-800x230.jpg)
波形を選択してドラッグするだけでループをいくつでも簡単に作成できるので、セクションごとの比較が簡単にできます。レベルマッチングも付いているので、トラックを公平に比較することが可能です。
![](https://dtmdays.com/images/2022/11/MasteringTheMix-Reference2-03-800x218.jpg)
画面下のTRINITY DISPLAYが独特の機能で、リファレンスと比べて音量が大きい小さいを帯域ごとに表したり、リファレンスよりも圧縮が多い少ないを表します。帯域を指定してソロで聴き比べることができたり便利な機能もあります。
![](https://dtmdays.com/images/2022/11/MasteringTheMix-Reference2-05-800x274.jpg)
REFERENCEの評価
TRINITY DISPLAYのスペクトラム比較が好みが分かれるところですが、セクションごとの聴き比べなどは簡単な操作でできますし、レベルマッチも付いています。ラウドネス比較やステレオイメージ比較もできるので、リファレンスツールとしては使いやすく機能も充分です。
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