オススメのミックスリファレンスツール

DTMTool

ミックス/マスタリング時において自分の耳や感性も大事ですが、ジャンルごとのラウドネスやバランス、今の主流を確認することも重要です。リファレンスツールはマスターチャンネルに置くだけで現在のミックスとお気に入りのアーティストやエンジニアの曲を比較することができます。

リファレンスツールとは

リファレンスツールはDAW内でリファレンス曲を再生、比較ができるプラグインです。再生するだけならDAWにリファレンス曲を読み込めばできますが、プラグインによっては、スペクトラムアナライザー、コリレーション、ステレオイメージ、ダイナミクス、ラウドネス、レベルマッチなどの機能があり、現在のミックスとリファレンス曲を視覚的、聴覚的に比べることができます。

オススメのリファレンスツール

ADPTR AUDIO – METRIC AB

METRIC_AB-Playback
METRIC_AB-Spectrum
METRIC_AB-Correlation
METRIC_AB-Stereo_Image
METRIC_AB-Dynamics
METRIC_AB-Loudness
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METRIC ABは、A/Bボタンをクリックするだけで、ミックスを任意のリファレンスミックスと比較することができます。最大16のリファレンストラックをドラッグアンドドロップできます。様々なモニタリング機能と、複数の分析モードでミックスに必要なすべてのデータを同時に習得できます。

  • 最大16のリファレンストラック
  • 4つのプレイバックモードとループ再生
  • レベルマッチ機能
  • スペクトラム比較
  • コリレーション比較
  • ステレオイメージ比較
  • ダイナミクス比較
  • ラウドネス比較

Mastering The Mix – REFERENCE

REFERENCE
REFERENCE
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REFERENCEは、ミックスを任意のリファレンスミックスと比較することができます。リファレンストラックはドラッグアンドドロップ可能です。REFERENCEの特徴は比較画面にあります。通常のスペクトラムアナライザーと違い、Level Lineでリファレンストラックと比べて、この周波数帯をを下げろ、上げろの表示をしてくれます。Punch Dotsでリファレンストラックとダイナミックレンジを比べて、周波数帯で圧縮されすぎや、圧縮が足りないことを表示してくれます。表示が独特なので好みが分かれるかもしれませんが、面白いリファレンスツールです。

  • 2つのプレイバックモードとループ再生
  • 3種類のレベルマッチ機能
  • トラックアライン機能
  • スペクトラム比較
  • ステレオイメージ比較
  • ダイナミクス比較
  • ラウドネス比較
created by Rinker
Mastering The Mix

Audified – MixChecker / Pro

MixChecker
MixChecker_Pro
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MixCheckerは、少し用途が変わり、最終的にクラシックなスタジオモニターや家庭用の再生デバイスでどのような聞こえ方をするかチェックすることができるツールです。ライブサウンド、デスクトップ、TV、ラップトップ、タブレット、携帯電話、イヤホン、ヘッドホン、カーステレオ、ラジオなどでの聞こえ方をシミュレートできます。

  • 12種類のコンシューマーデバイスのシミュレート(Proは60種類以上)
  • モノラル互換性チェック
  • 環境ノイズのシミュレート(Pro)
  • デバイスによる歪みまたはクリッピングの監視 (Pro)

まとめ

リファレンスツールは最終チェックに使うので、ミックスでは結構重要な部分になります。DAWの機能だけで比較できないことはないですが、やはり便利なツールなので持っておくと楽になると思います。

   
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