目次
Electrumは単一のウィンドウ内にアンプ、ペダルボードを収めたオールインワンのギターソリューションプラグインです。リズムギターからソロ、クリーンな音から激しい歪みまであらゆるエレキギターに最適なサウンドを簡単に実現できます。
Electrumの種類
Electrum にはフルバージョンの他に、エフェクトを取り除いたAmpとCabinetのみのElectrum Coreがあります。こちらはより簡単で、値段も安くなっています。
PLUGIN BOUTIQUE →
Electrumの機能
- 一つの画面内にすべてのオプションを備えたアンプエミュレーション
- Analyse input level による入力レベルの自動設定
- EQ Matching 機能
- Poly Tuner 機能
- ゲインとディストーションレベルの異なる5つのギターアンプ
- 16種類のキャビネットに21種類のキャラクターを組み合わせた300以上のキャビネット
- Gate、Comp、Doubler、Modulation、Autowah、Distortion、EQ、Delay、Reverbのエフェクトペダル
- 自由に並び替え可能なモジュール機能
インストール
UnitedPluginsのDownloadsページからインストーラーをダウンロードしてインストールします。
アクティベーション
UnitedPluginsのアカウントを作成してサインインします。
アカウントページ(My Licences)のMy Account部分 Redeem licence keyページに行きます。
シリアルナンバーを入力するとMy Licencesにライセンスが追加されます。
プラグインを起動して認証します。
アカウントを入力して、オンラインで認証するか、My Licencesページからライセンスファイルをダウンロードしてドラッグ&ドロップして認証します。
Electrumの使い方
モジュールの並び替えは、画面上部からドラッグ&ドロップでできます。
画面右側は入力レベルの調整やEQ Matching、Poly Tunerがあります。
EQ Matchingはお気に入りのギターサウンドに近づけてくれる機能です。
使い方は、Analyse target soundをオンにして7秒間参考にしたいソロギターサウンドをループ再生します。Analyse target soundオフにして、自分のギターサウンドをループ再生しながら、Analyse your soundをオンにします。分析を停止すると EQ Matching が適応されます。最後に Depthを使って適応量を調節できます。
Ampモジュールは、Electrumの中核部分です。BlueからBlackの5種類がありますが、特定のアンプのモデリングというよりは軽いものから極端なものまで幅広く用意され、右に行くほど歪みが強くなるというシンプルなものです。ただ、Tight Mode、Emphasis、Sag、Luster、Corrosionとサウンドを作り込める要素も用意されています。
Cabinetモジュールは、16の基本的なスピーカーサウンドとキャラクターの組み合わせでサウンドを作ります。TiltフィルターにDetailによるキャビネットの共鳴、AMBIENCEとDEPTHでアンビエンスの調整もできます。
エフェクトモジュールは、Gate、Comp、Doubler、Modulation、Autowah、Distortion、EQ、Delay、Reverbがありますが、シンプルで使いやすい印象です。
Electrumのレビュー
実際に使ってみると、一つの画面にすべて収まっているというのは非常に使いやすいです。特定のアンプモデリングが欲しいというユーザーには向かないかもしれませんが、アンプがゲインとディストーションによって分けてあるのは、シンプルで迷うことがなくなります。ギターサウンドをささっと調整したいユーザーや、手軽にエフェクトを掛けたい時などには、非常に便利に使えるプラグインです。
PLUGIN BOUTIQUE →