SoundMorph から Wave Waper 2 がリリースされています。Wave Waper 2 は、サウンドをモーフィングすることができる優れたサウンドデザインツールです。
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Wave Waper 2
Wave Waper 2 は、画期的な新しいシュー音と動きのアルゴリズム、最先端のグラニュラー エンジン、新しいシーケンサーとバスシステム、およびサウンドパレットに組み込まれるいくつかの特殊な機能にアクセスできるプラグインです。
簡単に言うと、中央の XYパッドに様々なパラメーターを割り当ててモジュレーションすることが出来ます。初めはプリセットを読み込んでパッドを動かしてみると効果を確認できると思います。
では、使っていきましょう。右側に8つのスロットがあるので、サウンドをレイヤーすることが出来ます。サンプルを読み込むか、内臓のシンセを使います。内蔵シンセは簡単なものですが、波形かノイズを選べるので、ノイズを足したいときなどに使えます。サンプルはドラッグアンドドロップで読み込み可能です。
シンセを鳴らすには、画面左の PLAYモードをON、 TRIGGER を MIDI に設定して、MIDIのレンジ(Low: C-1, High: G7)を設定、SOUND の OFFSET つまみを右クリックして MIDI タブから Note - Full range をオンにするなど少しややこしいです。
鳴らしたい音が決まれば、TRIGGER でそれぞれのサウンドを鳴らす方法を決めます。LOOP は繰り返し鳴り続けます。MIDI はセットしたキーでトリガーします。SEQ は画面中央下のシーケンサーを使用します。画面左の PLAYMODE は 「ON」 か 「ON WHEN PLAYNG」 で音を鳴らせます。ON WHEN PLAYNG はDAWの再生中に鳴らします。
後はサウンドのパラメーターやフィルター、グラニュラーセクションのパラメーターを中央の XYパッドかシーケンサー、LFO、エンベロープフォロワーに割り当てて、サウンドを作っていきます。
XYパッドは、 X軸、Y軸、中心からの位置、中心に対する角度が用意されています。右側のフィルターやグラニュラーセクションはスロット個別のパラメーターですが、左側のリバーブとフィルターはサウンド全体に効きます。
最後にパッドを動かしてみて色々な効果を確認するだけです。
ということで、一歩進んだサウンドデザインを目指したい場合に使えるプラグインになっています。サンプルに物足りなさを感じた時や、現状のサウンドに満足していない時など、色々実験してみると面白いと思います。是非、試してみてはいかがでしょうか。