Pulsar Audio から Pulsar 8200 がリリースされています。伝説的な GML 8200 を忠実にエミュレーションしたもので、クラシックとモダンを融合させたプラグインです。
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Pulsar 8200
Pulsar 8200 は、パラメトリックイコライザーという用語を発明したジョージ・マッセンバーグによってもたらされた GML 8200 をエミュレーションして、機能追加されたステレオ・パラメトリックイコライザープラグインです。GML 8200 自体が、ステレオ・パラメトリックイコライザーの原型のようなもので、主要なレコーディング スタジオのステレオ バスで使用されるような業界標準の有名なイコライザーです。
ユーザーインターフェースは、オリジナルの GML 8200 よりかなり拡張されています。カーブディスプレイが搭載されて、EQ カーブを確認しながら作業出来るようになっています。また、コントロールノブだけでなく、カーブディスプレイからEQカーブをクリックして操作出来るので現代風に便利に拡張されています。
オリジナルはオールディスクリート、クラスA設計の5バンド・ステレオ・パラメトリックイコライザーで、その並外れた解像度、ベンチマークの透明性、十分なヘッドルーム、および外科的精度は、他の多くのイコライザーの基準となっています。
Pulsar 8200 には、いくつかの機能が追加されています。画面下部に追加のフィルターと、中央に便利な機能があります。
- 12db/octの HP、LP フィルター
- Pultec EQP-1A などのパッシブ EQ のブースト/カット コンボからインスピレーションを得た、ローシェルフ(SUB)、ハイシェルフ(AIR)フィルター
- Tilt EQ
- De-esser
- Mid/Side モード
- Listen モード
- Auto Gain
EQP-1Aのブーストとカットを組み合わせると端が少しヘコむような挙動がSUBとAIRで再現されています。
中央にはDe-esser、AutoGain、Mid/Side、Listen が追加されています。チャンネルのバイパスボタンとListenモードボタンを間違えやすいかもしれません。LIstenはヘッドホンマークをクリックです。
ユーザーインターフェースは、ツールバーのボタンからEQ部分のみやEQカーブディスプレイのみの表示に出来ます。設定からコントロールノブをステップ式か可変式に変更することも出来ます。
ということで、GML 8200 のエミュレーションプラグインですが、現代風に便利な機能がいくつも追加されています。サウンドはかなりクリアで、プリセットにも色々な楽器が用意されているので、ステレオバスだけでなく様々なソースに使うことが出来ます。是非、試してみてはいかがでしょうか。
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