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チャンネルストリップはミキシングコンソールなどの1チャンネル部分であり、マイクプリアンプにEQ、ダイナミクス系のエフェクトが付属したものです。この記事でははそんなチャンネルストリップのオススメのVSTプラグインを紹介します。
厳選されたプリアンプ(Preamp)プラグインを紹介しています。詳細は、こちらの記事でチェックしてください。
チャンネルストリップとは
チャンネルストリップは、EQ(イコライザー)、コンプレッサー、マイクプリアンプ、ゲートなどの機能が一つにまとめられた機材やプラグインです。これにより、音の調整が簡単になり、各トラックに適切な処理を施すことができます。
オススメのチャンネルストリッププラグイン
Brainworx - bx_console SSL 4000 E
bx_console SSL 4000 E は、世界的に有名な英国のSSL 4000ミキシングコンソールのエミュレーションプラグインです。72チャンネルをエミュレートしていて、EQ、ダイナミクス、フィルターセクションを備えています。ダイナミクス部分は4000 EとGを切り替えられます。
- コンソールのチャンネルストリップエミュレーション
- 72チャンネル分の特性の異なるモデリングを選択可能
- フィルター、ダイナミクス、EQコントロール
- ダイナミクスは4000 EとG を切り替え可能
- 代替プラグイン
- UAD - SSL 4000 E Channel Strip Colection
- IK Multimedia - British Channel
- Waves - SSL E-Channel
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UAD - API Vision Channel Strip Collection
API Vision Channel Strip Collection は、APIのフラッグシップ・アナログコンソールのエミュレーションプラグインです。オリジナルハードウェアと同様にモジュラー設計になっており、マイクプリアンプ、フィルター、ゲート/エキスパンダー、コンプレッサー/リミッター、EQの200シリーズと500シリーズの各モジュールが搭載されています。
- コンソールのチャンネルストリップエミュレーション
- 5つのモジュールで構成
- 212L Mic preamp
- 215L Sweep Filter
- 235L Gate/Expander
- 225L Compressor/Limiter
- 550L 4Band Equalizer
- Unison対応
- 代替プラグイン
- Plugin Alliance - Lindell Audio 50 Series
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Brainworx bx_console AMEK 9099
bx_console AMEK 9099 は、Rupert Neve によって設計された伝説的な AMEK 9098i マスター コンソールに基づく、Brainworx の最も広範囲な TMT コンソール エミュレーションです。オリジナルのハードウェアには見られなかったパラメーターを追加することで、優れたプラグインになっています。
- コンソールのチャンネルストリップエミュレーション
- 72チャンネル分の特性の異なるモデリングを選択可能
- LP HPフィルター
- サイドチェインフィルター付きのゲート/エキスパンダー
- Dry/Wet機能付きコンプ
- Dry/Wet、ソフトクリップ機能付きリミッター
- 4バンドEQ
- サチュレーション、ノイズ機能
- ステレオイメージャー
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Waves - REDD
REDD は、ロンドンのアビーロードスタジオのコンソールREDD.17、REDD.37、REDD.51のエミュレーションプラグインです。EMIのレコーディング・エンジニア開発部門によって50年代後半に誕生しました。REDD.17、REDD.37ともにV72sマイクプリアンプを備え、REDD.57からはV72sよりヘッドルームが大きく歪みの少ないREDD.47マイクプリアンプに代わりました。
- コンソールエミュレーション
- 60年代のクラシック・ブリティッシュ・サウンド
- アンプタイプを選択可能 (.37 or .51)
- シェルビングEQ
- ドライブ量をコントロール可能
- ハムノイズ量をコントロール可能
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Waves →
Slate Digital - Virtual Console Collection VCC 2.0
Virtual Console Collection は、アナログ・ミキシング・コンソールのエミュレーションプラグインです。6つの歴史的なアナログ・コンソールを忠実にエミュレートし、デジタルのミックスでは得られない質感をサウンドに与えます。
- アナログ・ミキシング・コンソールエミュレーション
- Brit 4k E、Brit N Discrete、Brit 4k、US A Discrete、Ψ、RC-Tubeから選択可能
- VU MeterでRMSレベルを表示
- Driveで analog responseを追加
- 8つのグループ機能で素早くコンソールを切り替え可能
ADSR Sounds →
Best Service →
PluginFox →
サウンドハウス →
チャンネルストリップを選ぶポイント
サウンドキャラクター: それぞれのチャンネルストリップが持つ独自のサウンドキャラクターを理解し、自分の音楽スタイルに合ったものを選ぶ。
機能: EQ、コンプレッサー、ゲート、サチュレーションなど、必要な機能が揃っているかを確認する。
チャンネルストリップの長所と短所
長所
- チャンネルストリップは、EQ、コンプなど複数の処理機能を一つにまとめているため、各トラックに個別のプラグインを挿す必要がなく、作業が効率化されます。
- 各トラックに同じチャンネルストリップを使用することで、一貫性のあるサウンドを得ることができます。
- 個別のプラグインを複数挿すよりも、CPU負荷が軽減されることがあります。
短所
- チャンネルストリップは一体化されているため、特定の機能だけを使用したい場合には柔軟性に欠けます。
まとめ
チャンネルストリップは、トラックの即時処理、ミックスの統一、ライブ録音、特定のサウンドキャラクターの付与など、多様な状況で有効です。これらの用途に合わせて適切なチャンネルストリップを選び、使用することで、音楽制作の質と効率を大幅に向上させましょう。
厳選されたエフェクトプラグインを紹介しています。詳細は、こちらの記事でチェックしてください。