Chromaphone 3は、8つの物理的にモデル化されたアコースティックレゾネーターを組み合わせてサウンドを作るアコースティック・オブジェクト・シンセサイザーです。2つの独立した音色の組み合わせとマクロによって、よりサウンドに深みや広がりを与え、用途が拡大しました。
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Chromaphone 3
Chromaphone 3 は、アコースティックレゾネーターを組み合わせてサウンドを作るシンセサイザーです。アコースティックパーカッションのリアルな再現から、従来のシンセサイザーでは不可能なクリエイティブで革新的な音色まで、幅広いサウンドを実現できます。
起動するとホームビューが表示されます。レゾネーターの組み合わせと、並列モードまたは結合モードがひと目で分かるようになっています。それぞれのレゾネーターのレベル調整もできます。
マクロノブは、Modulation、Timbre、Envelope、Effectがついていますが、細かな調整はエディタービューから行うので、MIDIコントローラーに割り当てて使用するのに向いています。MIDI Learn機能が付いているので便利です。
ブラウザビューはパックやカテゴリーごとに別けられていて見やすいです。上部のプリセット名からプリセットを選ぶ場合でも、選択中の楽器のみ表示されていてスッキリしています。
エディタービューです。Chromaphoneは2ボイスのマルチティンバーです。2つの同じシンセが搭載されていて単体または組み合わせて使うこともできますし、SPLITモードでキーボードを別けて別々に演奏することも可能です。
モード画面では、Mono/Poly、Split、Unison、Macro、Vibrato、Arpなどシンセサイザーの基本的な設定ができます。
シンセ画面は、サウンドを作る部分です。8種類のレゾネーター(String、Beam、Marimba、Drumhead、Membrane、Plate、Closed Tube、Open Tube)を組み合わせてサウンドを作り、それをMalletとNoiseを組み合わせて鳴らすような形になります。
レゾネーターの結合または並列モードにバランス、LFO、Envelopeといった細部までサウンドを作り込めるようになっています。
エフェクトは各レイヤーにひとつずつと、マスターエフェクトが付いています。各レイヤーにはLP、HP、LS、HS、Peakを選択できる4band EQにPhaser、Tremolo、Compressor、Reverbが用意され、マスターエフェクトには、EQ、Compressor、Delay、Reverbが用意されています。
以上、Chromaphone 3を触ってみましたが、かなりサウンドを作り込めるシンセサイザーになっています。フィジカルモデリングを採用し、容量を食うことなくリアルなサウンドが特徴のシンセサイザーです。他のシンセサイザーとは少し違った特徴を持っているので、持っておいて損はないと思います。
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