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Cubaseは起動時にプラグインをスキャンしますが、Auto-Tune ProはVST3 64bitにも関わらずブロックリスト(Blocklist)に登録されてしまうバグがあります。この問題の解決方法を解説します。
※Cubase 9以降、Cubase 10.5.10以前のバージョンでは「ブラックリスト」で、Cubase 10.5.20以降のバージョンでは、「ブロックリスト」です。
不具合の症状
Auto-Tune Proがインストールされているにも関わらず、プラグインを使用しようとするときに、プラグインがそもそも見つかりません。
不具合の原因
他のDAWでも試しましたが問題なかったので、Cubase特有の症状だとおもいます。Cubaseは、 9以降に32bitプラグインを廃止しました。そしてプラグインセンチネル機能を追加したので、それが原因かと思います。
プラグインセンチネル機能はCubase 9 以降に搭載され、安定性に影響を及ぼす可能性のあるプラグインを起動時に検出し、使用できなくすることで、安定性を確保する機能です。
Auto-Tune Proがブロックリストに入ってしまう解決法
- Cubase メニューバーから 「スタジオ」 > 「VST プラグインマネージャー」を開きます。
- 画面左下の「i」をクリックして、VSTプラグイン情報欄を表示させます。
- 「ブロックリスト」タブからプラグインを選択して、下のプラグイン情報欄から「再アクティベート」をクリックします。
4. 警告画面が表示されますが、「再アクティベート」をクリックして進みます。
これでAuto-Tune Proが使用出来るようになります。
VSTプラグインマネージャーの画面には、「再アクティベート」と、赤色の文字で表示され続けますが、我慢するしかありません。
プラグインをブロックリストから戻して、なにか不具合が出た場合は、「VST プラグインマネージャー」の検索窓右の「すべてのプラグインフォルダーを再スキャン」ボタンをクリックで再びブロックリストに戻すことができます。
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