目次
SteinbergのDAWソフトウェア、Cubaseのアップデート(バージョンアップ)・アップグレードの方法を解説します。Cubaseのアップデートは少し手間がかかりますので、焦らずゆっくりやりましょう。
ライセンスの購入
Cubaseのアップデート・アップグレードのやり方はSteinbergのオンラインショップからアップデート・アップグレードのライセンスを購入します。Steinbergのオンラインショップは製品購入ページに辿り着くまで非常に分かりにくいです。以下の手順で購入します。
※サイトが変更されてSteinbergトップページのメニューバーからCubaseを選択で購入ページに行けます。
- Steinbergのサイトからショップ > Cubaseを選択して、Steinberg Online Shopに移動します。
- アップデートかアップグレードを選択して、自分の所持している製品に合ったライセンスを購入します。
ライセンスのアクティベート
ライセンスの購入が完了したら、次は以下の手順でアクティベーションコードを発行します。
- 購入が完了すると、Download Access Code(25桁)が書かれた「ご注文確認書」メールが送られてきます。
- Steinbergのサイト、MySteinberg > eLicenser / ソフトウェアを登録からダウンロードアクセスコードを入力します。
- これで、アクティベーションコード(0240から始まる32桁)が発行されました。
- eLicenser Control Centerでアクティベーションコードを入力すると、ライセンスが更新されます。
SteinbergオンラインショップとMySteinbergは別運営なので、アカウントが違います。それぞれ登録が必要です。
購入時に送られてくるDownload Access Code(25桁)はアクティベーションコードではありません。MySteinbergからアクティベーションコードを発行します。
Cubaseのダウンロードとインストール
購入したバージョンのCubaseをダウンロードしてインストールします。
インストールする前に、環境設定やキーボードショートカットを保存しておくと、後で戻せるかもしれません。
- Steinbergのサイトから > サポート > ダウンロード > 製品を選びます。
- 製品をダウンロードしてインストールします。
- Steinberg Download Assistantをインストールしてアプリ経由でインストールします。
- 余計なアプリを入れたくない人はダウンロードページから直接ダウンロードします。
初期設定ファイルのリセット
アップデート後は初期設定ファイルのリセットをしましょう。メンテナンスアップデートの時だけかと思っていたのですが、下記のように書いてありましたので、リセットするようにしましょう。
※「Cubase」から始まるフォルダーはすべて名称を変更します。
【Cubase 11 シリーズ】macOS環境におけるCubaseの「初期設定ファイルのリセット」方法は?
※旧製品のフォルダ名称を変更しないと引き続き問題が発生する可能性があります。
MacOSの初期設定ファイルのリセット
- Finderから Machintosh HD > ユーザー > ユーザーネーム > ライブラリ > PreferencesのCubaseと名前が付いているフォルダ名をすべて変更します。「Cubase 10」→ 「Cubase 10_backup」、「Cubase 10.5」→ 「Cubase 10.5_backup」
- Cubaseを起動すると、「Steinberg製品を登録してください」という表示がでるので、すでに登録済みを選択してCubaseを閉じます。
- リセットが完了したので再びCubaseを起動してちゃんと動くか確認しましょう。
- 名前を変更したCubase_backupのPresetsフォルダから必要なものを戻しましょう。
Windowsの初期設定ファイルのリセット
- エクスプローラーの表示オプションから隠しフォルダを表示できるようにします。
- エクスプローラーから ローカルディスク(C:) > ユーザー > ユーザーネーム > AppData > Roaming > SteinbergのCubaseと名前が付いているフォルダ名をすべて変更します。「Cubase 10_64」→ 「Cubase 10_64_backup」、「Cubase 10.5_64」→ 「Cubase 10.5_64_backup」
- Cubaseを起動すると、「Steinberg製品を登録してください」という表示がでるので、すでに登録済みを選択してCubaseを閉じます。
- リセットが完了したので再びCubaseを起動してちゃんと動くか確認しましょう。
- 名前を変更したCubase_backupのPresetsフォルダから必要なものを戻しましょう。