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Eventide H3000 Factoryのレビュー

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Eventideから伝説の名機H3000 Ultra-Harmonizerを再現したH3000 Factoryリリースされています。H3000 Factoryはディレイ、ピッチシフター、フィルターなどを組み合わせる人気の高いマルチなエフェクトプラグインです。

H3000 Factory
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H3000 Factory

H3000 Factory は、80年代、90年代に多く使われた伝説的なラックマウント型のマルチエフェクトユニット H3000 Ultra Harmonizerの主要なアルゴリズムをいくつか再現したプラグインです。Eventideといえば H910 Harmonizerや、このH3000 ユニットが有名ですね。

H3000 Factoryには、ディレイ、ピッチシフター、フィルター、ミキサー、様々なモジュレーションソースが含まれています。このプラグインは便利なモジュラーインターフェイスを提供し、最大18個のエフェクトブロックを無限の構成で組み合わせることができます。

エフェクトをかけるにはバーチャルパッチケーブルを利用して、エフェクトブロックを自由に接続します。この辺りは馴染みがないと難しく感じるかもしれません。ただ、プリセットが膨大にあるのでエフェクトブロックを触らなくても割り当てられているsoft keyの微調整だけでカッコイイサウンドは作れます。

右側は選択したエフェクトブロックのパラメーターが表示されます。モジュレーションにsoft keyやFunction Generatorを割り当てることができます。soft keyに割り当てるとフロントパネルのノブを回して調整できます。

フロントパネルは実機に似たインターフェイスになっています。soft keyのボタンを押してノブを回すという使い方ですが、ディスプレイから上下にドラックしても数値を変えられるので操作性は良くなっています。右のテンキーはGLBALの場合、登録してあるプリセットを呼び出せます。これは、16のお気に入りのプリセットに簡単にアクセスできる機能です。CURRENTの場合は、現在のプリセットの16のバリエーションです。REVERTを押せば元の数値に戻せます。

プリセットはH3000のオリジナルプリセットに、ボーカル、ギター等の素材別のプリセット、アーティストプリセット等、合計で450を超えるプリセットが含まれます。

操作は難しいかもしれませんが、プリセットとバリエーションだけでも使い切れない程のエフェクトが用意されています。数多くのレコードに使われてきたエフェクトですし、ギタリストにも愛用されてきた名機なので持っておいて損はないと思います。全ての素材に使える人気の高いサウンドを是非一度試してみてはいかがでしょうか。

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