Wavesfactory から Equalizer がリリースされています。Equalizer は、トラックにインテリジェントかつ自動的に EQ をかけることができるオーディオプラグインです。
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Equalizer
Equalizer は、受信信号をインテリジェントかつ自動的に処理して、すべての周波数にわたって音量のバランスをとる高度なオーディオ プラグインです。本質的には、最も文字通りの意味でイコライザーとして機能します。
Equalizer という名前ですが、通常のイコライザーとは全く違う使い方になります。このプラグインは、入力信号を32バンドに分割し、帯域ごとにゲインを計算して目標音量を決定します。これに基づいて、各帯域のゲインを独立してブーストまたはカットし、目的の目標音量を達成します。
ディスプレイをよく見ると、各バンドのゲインコントロール量の重なりなのがわかります。設定から、CPU に優しい基本的な EQ カーブに切り替えることもできます。
Equalizer は、各トラックにインサートするだけで自動で調整してくれます。一音ごとに自動で調整するので、常にEQ ディスプレイが動いています。トラックの音質を最初から最後まで常に揃えてくれるような感じです。
使い方ですが、基本は Amount でエフェクトの適用量を調整するだけです。結果が明るすぎたり暗すぎる場合に Tilt で素早く調整できます。Cut と Boost の出力信号と入力信号の差であるデルタ信号を聞くことも可能です。M/S は、0%にすればミッドチャンネルのみ、100%にすれば サイドチャネルのみにエフェクトを適用できます。
ディスプレイをクリックとドラッグで、32バンドの帯域ごとのエフェクト量を調整するスライダーを設定できます。微調整が必要な場合は、このスライダーを使ってコントロールしていきます。一番下に下げると、処理は行われません。中央の 0dB の位置で Amount ノブで設定したエフェクト量になります。基本はこの位置になっています。一番上まで上げると、Amount ノブで設定した量の 2倍になります。(50% だと 100%)
ということで、なかなか面白いプラグインです。32バンドの各帯域で音に合わせてブースト/カットを自動でしてくれます。本来は難しい調整が、簡単な操作で最初から最後までクリアな音質にしてくれます。各トラックでも、マスターバスでも何にでも使える素晴らしいプラグインなので、是非試してみてはいかがでしょうか。
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