目次
DTMでの書き出し時にビットデプスを落とす際にはディザリングが必要です。今回紹介するプラグインを使用すれば、視覚的にビットデプスを確認することができます。
Stillwell Audio - Bitter
Bitterは、ビットスコープとインターサンプルクリップモニターを備えたフリープラグインです。オーディオ信号のビット数を表示し、クリッピングサンプルを報告、デジタルからアナログへの変換によってインターサンプルクリップが発生するタイミングを推定します。
- フリープラグイン
- Bitscope
- Intersample Clip Monitor
- ビットデプスの表示
- サンプルレートの表示
Bitterのインストール
Stillwell Audio の BitterのページからOSを選択し、ダウンロードします。インストーラーに従ってインストールしましょう。
Bitterをいつ使うのか
インターサンプルクリップモニターは使わないと思うので、Bitterを使用するタイミングは、ディザリングプラグインを使用している時に、
ディザが正しく機能しているかの確認
または、
特定のプラグインがビットデプスを下げていないか確認
するときに使用します。
Bitterの使い方
Bitterはミックスバスチャンネルやマスターチャンネルのディザの後に挿しましょう。ディザのオン・オフで効果を確かめることができます。また、特定のオーディオトラックに挿してビットデプスの確認もできます。
Dither がバイパスのとき、Bitterのディスプレイは32bitまで表示されています。
Dither が16bit Onの時は16bitの所で止まっています。
Ditherの効果が目に見えるので安心です。
まとめ
ディザリングは音を聞いての確認が難しいプラグインなので、Bitterで視覚的に確認できるようになれば安心できます。フリープラグインなのでぜひ補助的に使用してみてはいかがでしょうか。