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コリレーションメーター(Correlation Meter)はオーディオをアナライズできるツールのひとつです。コリレーションメーターを使えば左右の相関をチェックできます。今回はそんなコリレーションメーターのオススメのVSTプラグインを紹介します。
コリレーションメーターとは
コリレーションメーターは左右のチャンネルの相関性や類似性を示します。全く同じだと「+1」になり、逆相だと「-1」になります。
ベクトルスコープに備わっていることが多いメーターですが、ベクトルスコープと一緒に位相の問題の特定に役立ちます。
オススメのコリレーションメーター
NUGEN Audio – Visualizer
Visualizer は、レベル、周波数分布、位相、L/Rの相関度合いから、瞬間的なクリップまで解析可能な、信頼できるオーディオ分析ツールです。サイズ変更可能で柔軟なインターフェイスは、複数のメーターを1つの画面で表示でき、プラグインの切り替えを減らせます。
Visualzerは通常のコリレーションメーターの他に、スペクトラムアナライザーのような周波数ごとに表示してくれるコリレーションメーターがあります。
- Level、Spectrum Analyser、Spectrogram、Vectorscope、Correlationの分析機能
- コリレーションメーター
- Correlation by Frequency display
- カラーを変更可能
- マルチビュー
- 自由にリサイズ可能
- VST、VST3、Audio Units、AAX Native、AAX DSP、AudioSuiteに対応
PLUGIN BOUTIQUE →
ADSR Sounds →
PluginFox →
Best Service →
iZotope – Insight 2
Insight 2 は、プロ仕様のオーディオミキシングおよび制作ワークフローに適合する、多機能な分析ツールです。ベクトルスコープにコリレーションメーターが備わっています。
- Level、Loudness、Spectram Analyzer、Spectrogram、Vectorscopeの分析機能
- Lissajous、Polor Sample、Polor Levelのベクトルスコープ
- コリレーションメーター
- インターフェイスを自由にリサイズ可能
- VST、VST3、Audio Units、AAXに対応
PLUGIN BOUTIQUE →
PluginFox →
Best Service →
サウンドハウス →
iZotope – Ozone Imager V2
Imager V2 は無料のステレオイメージャープラグインですが、Lissajous、Polor Sample、Polor Levelの3種類のベクトルスコープとコリレーションメーターを備えています。
- 無料プラグイン
- Lissajous、Polor Sample、Polor Levelのベクトルスコープ
- コリレーションメーター
- 広がりをコントロール
- モノラルをステレオ化
- VST2、VST3、Audio Units、AAX Nativeに対応
Flux:: – Stereo Tool v3
Stereo Tool v3は、無料のステレオイメージングとアナライズツールです。ベクトルスコープ、PPMメーター、コリレーションメーター、左右それぞれの位相反転、入力ゲインとパンコントロールができます。
- 無料プラグイン
- Lissajousベクトルスコープ
- コリレーションメーター
- PPMメーター
- 左右個別のゲインコントロール
- 左右個別の位相反転スイッチ
- 左右個別のパンコントロール
- Widthコントロール
- VST2、Audio Units、AAXに対応
まとめ
コリレーションメーターはベクトルスコーププラグインに備わっていることが多いアナライザーですが、ベクトルスコープと一緒に位相のチェックに使えます。耳だけではなく、視覚的にも判断できるので保険として表示しておくと良いと思います。
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