Plugin Boutique から作曲支援ツールの Scaler 2 がリリースされています。Scaler 2 は、オーディオやMIDIからスケールを検出し、新たなコードやボイシングなどのアイデアを得ることができる便利なツールです。
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Scaler 2 とは?
Scarler 2 は、インスピレーションを与えるパワフルなミュージックセオリーワークステーションで、新しいアイデアや表現、メロディーへのアクセスを提供します。MIDIとオーディオの強力な検出機能を使用して、現在のキーとスケールを判断し、音楽に一致するコードを提案できます。
主な機能は、MIDI、オーディオからのキーとスケールの検出、スケールや事前に定義されたコードセットからアイデアやインスピレーションを得ることができます。
プラグインはインストゥルメントトラック用の Scaler 2 とオーディオトラックからキーとスケールを検出できるように ScalerAudio 2 が用意されています。
一応ピアノ、シンセ、ギター、ベース、ブラスなどの音源も内蔵されているので、Scalar 2 単体でも鳴りますし、好きなシンセにルーティングして鳴らすこともできます。また、ドラッグ&ドロップでMIDIファイルを渡すこともできます。
スケールを決めるには、DETECT から検出させるか、SCALS からスケールを指定します。搭載されているスケール数も多いので、普段使わないようなスケールを使いたい時にも重宝します。
スケールが決まれば、下にスケールに合ったコードを表示してくれます。キーボードにはスケールの音が色付けされます。設定でスケール以外の音を鳴らせないようにもできます。
右の四角で囲んだボタンを押すと、単音を弾けばコードを鳴らしてくれるので、演奏が苦手なユーザーでも簡単にコード進行を考えることができます。
SONGS、ARTISTS からは曲のジャンルやアーティストのコードが定義されているので、アイデアが欲しい時などに使うと便利です。
コードもDIATONIC、VOICINGS、TONIC からセブンスコードやテンションコード、ボイシング、他に使えるコードなど色々選べます。
MODULATIONは、セカンダリースケールやモーダルインターチェンジまで対応してくれます。
あとは、ギター指板も表示することができるので、スケールの練習や、MIDIキーボードで抑えた和音を指板で確認できたり、ギタリストにもオススメできるツールです。
Scaler 2の評価
ということで、かなり便利な作曲支援ツールになっているので、あらゆるユーザーにオススメできるプラグインです。鳴らしているコードの確認や、インスピレーションやアイデアが欲しい時などに使ってみてはいかがでしょうか。
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