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DTMのミックス時に必ず使用するEQプラグイン。イコライザーには様々なタイプがあり、用途によってそれぞれ設計されています。パラメトリックイコライザーやグラフィックイコライザー、デジタルやアナログエミュレーションなど様々です。今回はデジタルEQのオススメVSTプラグインを紹介します。
デジタル EQとは
デジタルイコライザーの特徴は、正確で精密です。音はクリアでアナログイコライザーのような色付けがありません。無個性だからこそ修正作業に向いています。また、パラメトリックイコライザータイプで柔軟に対応ができるようになっています。耳障りなサウンドのカットや、マスキング周波数のカットに最適で、トーンの形成からフィルターエフェクトなどのクリエイティブな処理まで対応します。
オススメのデジタルEQ
FabFilter - Pro-Q 3
Pro-Q 3はとにかく見やすく、使いやすいイコライザーです。色々な機能が付いているので、ミックスからマスタリングまでこれひとつあれば事足ります。
- 最大24のEQバンド
- LP、HPでブリックウォールが設定可能
- マスキングを視覚化
- EQ Match機能
- ダイナミックEQモード
- Mid/Sideモード
- ゼロレイテンシーモード
- リニアフェーズモード
- オートゲイン
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PLUGIN BOUTIQUE →
ADSR Sounds →
APD →
PluginFox →
サウンドハウス →
Sonnox - Oxford EQ
Oxford EQは、SonyのデジタルコンソールOXF-R3のEQエミュレーションです。デジタルにSSLやNEVEのアナログのニュアンスを残したEQです。ユーザーインターフェイスは古めですが、ミックスからマスタリングまで幅広く使えます。AAX DSPバージョンは有料オプションでGML-8200 EQが使用できるようになります。
- 5バンドEQ+HP/LPフィルター
- 4つの異なるEQタイプを選択可能
- 低ノイズと低歪
PLUGIN BOUTIQUE →
PluginFox →
Massenburg DesignWorks - MDWEQ6
パラメトリックイコライザーの発明者であるGeorge Massenburgによって設計されたEQです。非常にクリアなEQです。公式のMassenburg DesignWorks版とUAD版のMDWEQ5があります。
- 3 or 5バンドEQ
- 最もクリーンで透明なフィルター
- 確実で正確なオーディオ処理
UAD →
Massenburg DesignWorks →
DAW標準EQ
上記のような多機能、高品質なプラグインは高価です。DAW標準のEQでも十分効果を発揮するので、DAW標準のEQはエントリーモデルとして最適です。
まとめ
DAW標準のEQでも十分使えますが、ワンランク上のEQが欲しいなら検討してみてはいかがでしょうか。スペクトラムアナライザーが必要な場合はPro-Q 3になりますし、耳で判断したい場合はOxford EQがオススメです。最初に持つなら何でもできるPro-Q 3がオススメです。
厳選されたエフェクトプラグインを紹介しています。詳細は、こちらの記事でチェックしてください。