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DTMにおいてモニター環境は非常に重要です。モニタースピーカー自体も重要なのですが、スピーカー本来のサウンドを聞くにはそれと同じくらい設置方法も重要になってきます。本記事ではおすすめのスピーカースタンド、アイソレーションパッドを紹介します。
スピーカースタンドの重要性
モニタースピーカーをデスクに直接置くと、振動により低音に影響が及び、本来のサウンドとは異なる音が聞こえる可能性があります。また、スピーカーのツイーターが耳の高さに位置することで、広い周波数範囲を効果的にカバーできます。モニタースタンドはこれらの問題を解決するための優れたツールです。
おすすめのスピーカースタンド
スピーカースタンドを設置できるスペースが取れるなら、スピーカースタンドがベストな選択です。
Ultimate Support - MS Series Monitor Stands
MS Series Monitor Stands は、支柱の中が、電源ケーブル、スピーカーケーブル、砂を入れる用の3つに分かれています。天板には取り外し可能なデカップリングが付いていて、足はスパイクにプラスチックキャップも付いています。高さ固定で、MS-90/36B (92cm)、MS-90/45B (114.5cm)の2種類が用意されています。
- 色: ブラック / レッド
- 高さ: 92cm / 114.5cm
- 重さ: 4.3kg / 4.8kg
- 耐荷重: 34kg
- 天板: 26 x 26cm
- ベース直径: 48.3cm
CLASSIC PRO - MST20
MST20 は、高さ調節可能なスピーカースタンドです。フットスパイクも付属していて、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
- 高さ: 96.5 - 136cm
- 耐荷重: 30kg
- 天板: 23 x 23cm
- ベース直径: 43.5 x 43.5 x 43.5cm
その他のオススメ
スパイクが設置できない床材(硬材やタイル)の場合は、ゴム足タイプのスピーカースタンドになります。
オススメのアイソレーションパッド
スピーカースタンドを設置できるスペースがない場合は、デスクにアイソレーションパッドを敷いて振動を切り離します。モニターをデスクに直接置くよりは、サウンドを改善できる可能性があります。
AURALEX - MoPAD
MoPAD は、実質的にすべてのサイズのブックシェルフ スピーカーや最大 100ポンドのレコーディングモニターをサポートできるように特別に設計されています。付属の Wedge Adjusters を使用すると、スピーカーを -8°、-4°、0°、+4°、+8° のリスニング角度に調整できます。
Primacoustic - Recoil
Recoil は、ネオプレンパッド、スチール製プラットフォーム、湾曲フロントパネル、オープンセルアコースティックフォームの4 つの異なる要素を組み込んで全体を作成するニアフィールドモニタープラットフォームです。さまざまなサイズと前傾(UF)、水平(HF)、後傾(DF)の3タイプが販売されています。※単体売りです。
スピーカースタンドの選び方
スピーカースタンドを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 高さ調整: 自分のデスクやチェアに合う高さに調整できるか。スピーカーのツイーターが耳の高さに位置するように、適切な高さを選ぶことが重要です。
- 耐荷重: スピーカーの重さに対応できる耐荷重をチェックしましょう。
- 振動吸収: 振動を抑え、クリアな音質を実現するためには、デカップリング付きのスタンドを選ぶことが効果的です。
まとめ
DTMにおいてスピーカースタンドは、音質を向上させるための重要なアイテムです。この記事で紹介するおすすめのスピーカースタンドを参考に、自分のスタジオ環境に最適なものを選びましょう。適切なスタンドを使用することで、より良い音楽制作環境を実現できます。