Sonnox から Oxford Drum Gate がリリースされています。Oxford Drum Gate を使えば、迅速で論理的なワークフローにより、ドラムのゲート処理を速く、音楽的で透明性の高い結果を得ることができます。
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Oxford Drum Gate
Oxford Drum Gate は、インテリジェントな検出アルゴリズムを使用して、スネア、キック、タム、シンバルの違いを識別します。しきい値を下回るものを単純にゲートするのではなく、録音が不十分な素材でも迅速かつ正確な結果を得ることができます。 さらに、周波数に依存するディケイとトランスペアレントレベリングを採用してパフォーマンスを整理し、ドラムの交換や強化を容易にする MIDI 出力を備えています。
ゲートプラグインですが、通常のゲートとは異なり、ドラム専用のゲートといったプラグインです。タブ形式で DETECTION、DECAY、LEVELLER の3つの機能を持っています。
まずDETECTION タブで、ゲートを通過させるものと通過させないものを決めます。ゲートプラグインでいうスレッショルドの部分ですが、Oxford Drum Gate は、スレッショルドを超えて通過したトランジェントの中からさらに細かく選別することができます。
スレッショルドを設定したら、画面右側の Match Transients で Kick、Snare、Tom から選択した楽器のみゲートを通過させることができます。上の画像は Snare を選択しているので、スレッショルドを超えていてもスネア以外は鳴りません。
Match Transients を使っても漏れてしまうトランジェントは、画面下側の Learn Unmatched、Remove Matched で通過させるものと通過させないものを学習させます。下側の赤色が Remove Matched を使ったトランジェントです。こちらもスレッショルドを超えていますが、鳴りません。
この通常のゲートではできない検出機能を利用して、簡単にキックやスネアを分離させることができます。これだけでもかなり価値のある機能ですね。
DECAY タブは、ゲートプラグインのリリースにあたる部分です。トランジェントのテールを制御できます。画面左側の Decay スライダーを上にあげるとリリース時間が長くなります。
中心の黄色線が Resonant Decay で、周波数帯を決めて、リリースを調整できます。これを使えば低域のリリースは遅めで、高域のリリースは早めといった設定が可能です。
Shorten Decay はゴーストノートなどのソフトなヒットのリリースを調整することができ、大きい音か小さい音どちらかに合わせて妥協するといったことをしなくて済みます。
LEVELLER タブは、スプリットフェーダーを使ってラウドトランジェントとソフトトランジェントに分けてから、それぞれにターゲットレベルを設定して、各トランジェントをターゲットレベルに近づけます。これは、ゴーストノートなどをさらに小さくしたり、逆に大きくしたり、レベルを揃えたりといった使い方ができます。
ということで Oxford Drum Gate という名前ですが、単なるゲートではない多機能な素晴らしいツールです。ドラムの分離が簡単にできるのでかなり時短になります。MIDI出力もできるので、 Oxford Drum Gate の検出機能を使って、ドラムリプレイサーなどのトリガーにできます。是非試してみてはいかがでしょうか。
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おすすめのゲートプラグインを厳選してご紹介!詳細は次の記事でチェックしてください。