The Subはサブベース専用のバーチャルインストゥルメントです。深みのあるリッチなサウンドを提供し、トラックに深さとバックボーンを形成します。VST3とAUフォーマットに対応していますが、AAXは対応していません。
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The Sub
The Sub はサンプリングされたプリセットとコントロールを組み合わせて作り込むような形で、初心者にも使いやすく簡単に即戦力のサウンドが手に入る印象です。
使い方としては、The Sub単体でベースラインを担当することもできますし、他のベースやシンセの下にThe Subを加えてトラックに深みを出すこともできます。
メイン画面は非常にシンプルでわかりやすいです。
左上のブロックには現在のプリセット名と弾いている時に波形が表示されます。Extra AttackボタンとVolumeスライダーがあり、Extra Attackをオンにするとアタックが強調されているのが波形で確認できます。
プリセットはFactoryやExpansion Packごとに表示できます。
左下のブロックにはエンベロープがあり、ADSRのパラメーターをコントロールできます。
右側のブロックにはドライブとグライドが用意されていて、サチュレーションの強さとグライドの時間をコントロールできます。
設定からグライドの動作、ピッチベンドの範囲を設定できます。
VELOCITY SENSITIVEはほとんどのプリセットでデフォルトでオフになっています。オフの場合ベロシティーの影響は受けず、一貫した音量になります。これは、ミックスで低音が暴れることを防ぎます。
以上The Subを触ってみましたが、見た目シンプルで操作も簡単です。手軽にサブベース、ベース音が手に入ります。シンセサイザー初心者や、サウンドの微調整に時間を取られたくないユーザーなどには非常に役立つバーチャルインストゥルメントだと思います。一度使ってみてはいかがでしょうか。
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