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ダイナミクス系のエフェクトのなかでも、トランジェントと呼ばれる部分をコントロールできるエフェクトがあります。これらはトランジェントシェイパーやトランジェントデザイナーと呼ばれます。今回はトランジェントシェイパーのオススメのVSTプラグインを紹介します。
トランジェントシェイパーとは
トランジェントシェイパーとは、ダイナミクス系のエフェクトで、入力信号の立ち上がり(アタック)を鋭くしたり柔らかくしたり、減衰(ディケイ)を長くしたり短くしたりと、シンセサイザーでいうエンベロープ部分を自由にコントロールできます。
オススメのトランジェントシェイパー(Transient Shaper)
Plugin Alliance - SPL Transient Designer Plus
SPL Transient Designer Plus は、コンプレッサーとは異なり、レベルに関係なくあらゆるサウンドのアタックとサステインを形成できます。Transient Designer PlusはTransient Designerにソフトクリップ・リミッター、サイドチェイン、パラレルコントロールが追加されています。
- アタックとサステインの個別コントロール
- ソフトクリップ・リミッター
- インターナルサイドチェインとエクスターナルサイドチェイン
- パラレルミックス・コントロール
- VST2、VST3、Audio Units、AAX Native 対応
PLUGIN BOUTIQUE →
サウンドハウス →
Sonnox - Oxford Envolution
Oxford Envolution は特定周波数帯に対応するエンベロープ・シェイパーです。トランジェントおよびサステインを個別に処理することで、オーディオ素材のエンベロープを徹底的に再成形することが可能です。幅広い帯域を扱うTiltモードと、パラメトリックな特性を持つFocusモードを選択して、処理する周波数帯を切り替えることができます。SonnoxのOxford TransModというプラグインがありますが、そちらはアタックのみコントロールできます。
- TransientとSustainの特定の帯域をコントロール
- TiltとParametricでターゲット帯域の切り替え
- DIFFボタンで処理されたシグナルのみソロに
- パラレルミックス・コントロール
- 倍音サチュレーション
- VST2、VST3、Audio Units、AAX Native AAX DSP 対応
PLUGIN BOUTIQUE →
PluginFox →
Softube - Transient Shaper
Transient Shaper は、デュアル・バンド・プロセッサーを採用することでサウンドのトレブルまたはベース部分のみに作用するようサステインとパンチを別に設定し、残りには手を加えないようにすることができます。
- デュアルバンドのトランジェント処理ツール
- パンチとサステインのコントロール
- 周波数スペクトル全体、高周波のみ、低周波のみに作用
- クロスオーバー周波数を選択可能
- クリップ・セクションで出力ディストーションを追加
- VST、VST3、Audio Units、AAX Native 対応
- iLok2、iLok3 対応
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PLUGIN BOUTIQUE →
MI7 →
まとめ
トランジェントシェイパーは主にドラムやパーカッションのミックスに使われます。エンベロープをコントロールしてパンチを追加したり、マイクブリードやルームの残響などを抑えたりすることもできます。
厳選されたエフェクトプラグインを紹介しています。詳細は、こちらの記事でチェックしてください。